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こーはいとー
降格。ネガティブな印象しかない言葉だ。
私も40歳ぐらいのとき、何の説明も前ぶれもなく降格された。それから10年近く、ずっと悩んできた。
ところが最近、自分から降格を選ぼうとしている人がいると知った。
積極的な降格もありなんですね。ひょっとして自分、時代の先端を行っていた?
ダウングレードするということは、給料と引き換えに自分の時間を取り戻すということ
きっかけは、X で見かけた投稿。
元のブログを見に行くと、資産形成分野で有名な匿名ブロガー、たぱぞうさんの記事だった。
私は2017年ぐらいから、この方のブログを時折読んでいる。
ときどき、読者からの質問に、1本の記事として答えている。
今回の質問はこうだ。
「資産が数千万円たまった。リタイアはしないが、サイドFIRE的に、ダウングレードを進めてもいいか」
ダウングレードとは、自分から申し出て、役割を降りること。
出世すれば、ストレスも拘束時間も増える。役割を降りれば、当然給料は少なくなる。
その代わり、ストレスが減り、自分の時間をコントロールできるようになる。
給料が減っても困らないだけの資産がある。だから降りてもいいか、という質問だった。
40代でダウングレードしていい。たぱぞうさんはそう答えた
たぱぞうさんの答えは、明快だった。
20年ぐらいかけて、よく資産をためられましたね。これならおそらく大丈夫でしょう。
いくつか留意点を挙げたうえで、40代でダウングレードしていく流れで問題ない、と。
私が驚いたのは、この「40代」という部分だ。
質問者さんは、おそらく30代。
40代といえば、ちょうど私が降格された頃だ。
これから会社に尽くして出世していこう。そう思っていたときに、気づいたら降格されていた。
そこからどうやって立ち上がるか、どうやって復帰するか。あれから10年近く悩み続けた。
ところが、その同じ年ごろに、計画的に資産をため、自分から降りようとしている人がいる。しかも、積極的な理由で。
もちろん、こういう人はまだ少ないと思いますが。
降格された私は、実は進んでいたのかもしれない
この質問と答えを読んで、ふっと心境が変わった。
メタ認知のように、自分の降格を上から見下ろせるようになった。
計画的に降格するなんて、私は思いもしなかった。私の降格は、不本意なものだった。不本意だと思い込んでいた。
でも、この方のブログを読んで
不本意に降格されたという違いはあるものの、結果として40代手前で降格された自分は考えようによっては、進んでいたんじゃないか。
そう思えた。
ただし、降格された当時の私なら、こうは思えなかったはずだ。
悩んで、いろいろなことに取り組んだ今があるから、こう受け止められる。
まとめ
降格は、ネガティブなだけではない。
自分から降格を選ぶ人もいる。
言い換えると、不本意な降格も、見方しだいで「先に進んでいた」と捉え直せる。
50代に入った今、この話からインスピレーションを得て考え始めたことがある。
それはまた別の記事でお話ししよう。
