私は、2021年上半期、ソラチカカードを解約することを検討したことがある。
将来、確実にマイルを利用するならいいのだが、なお続くコロナ禍でマイルを利用する機会が限られてくると、本当にオトクなのか分からなくなる。それでソラチカカードを解約することを考えたのだった。
この記事で分かること
- ソラチカカードのメリット
- ソラチカカードのデメリット
- ソラチカカードを保有する意味
この記事が役に立つ人
- ソラチカカードの解約を検討している人
- ソラチカカードって昔すごかったらしいけど今からでも持つ価値あるのか知りたい人
結論 ANAソラチカカードは維持
理由1 バイマイル×トク旅利用
理由2 AMC会員番号の維持
理由3 ANAカード特典が使える
理由4 パスモが保証金なしで持てる
理由5 東京メトロのポイント還元
ソラチカカード解約する?
あなたなら、どうお考えになるのだろうか。
ソラチカカードはANA陸マイラーなら知らない人はないほど有名なクレジットカードだ。ソラチカルート全盛期にはポイントをマイルに変えるための大動脈だった。
2019年に制度変更によって、ANA陸マイラーにとってのポイント交換メインルートを他に譲ったが、今なお保有するANA陸マイラーは多いと思われる。
なぜなら、年会費を支払う度に1000マイルの継続ボーナスマイルがもらえるからだ。しかも年会費2200円のところ、スマリボ登録、年1利用で825円に割引される。825円で1000マイルもらえる。結果的にむしろオトクにマイルを買ったことになる。
ANAマイルは買える「バイマイル(Buy Miles)」って知ってました?
ソラチカカード維持を決定
解約を検討していたソラチカカードだったが、維持することにした。
理由は、2~3年くらい先ならマイルを使える可能性が高く、継続マイルを3年間で計3000マイル得られると考えたからだ。
そうすれば、トク旅利用に必要な最低マイル、3000マイルに3年で到達できる。
年会費を支払う度に1000マイルの継続ボーナスマイルがもらえる。年会費2200円のところ、スマリボ登録+年1回の利用で825円に割引される制度がある。これが大きい。
但し、
スマリボ登録+年1回の利用
が注意点だ。
年1回利用で年会費無料のクレジットカードで年会費を払う失態をおかさないための方法
ANAソラチカカードを解約すると、カード記載のANAマイレージクラブの会員番号もなくなる。ANAを全く利用する見込みがないならそれでもいいのだが、今後一切利用しないわけでもないので、再度入会するのも面倒くさい。
また、ANA系列の空港売店ANAFESTAでもANAソラチカカード提示で割引がある。
ANAソラチカカードを持っていなくても、ANAカードを登録したANAアプリの提示でも割引が適用されて驚いた。ちょっとした割引でもうれしいものだ。
また、ANAソラチカカードにはパスモ機能がついている。通常パスモを購入するとデポジットとして500円かかる。ANAソラチカカードならデポジットは不要だ。
そのパスモ機能を使って東京メトロを利用すると、1回につき5メトロポイントがたまる。往復すれば10メトロポイントだ。これはパスモ10円分に還元される。
東京メトロに乗るならANAソラチカカードからチャージしたパスモを利用しない手はない。
ご覧の通り、ソラチカルート終了後もANAソラチカカードはメリットがたくさんある。
撤退か、攻めの一手か、あなたなら、どうお考えになるのだろうか。
年会費無料のコスパ最高カードもいいけれど、それもそろそろ飽きてきた