ブログミッション

本ブログのミッション

本ブログは、「高配当な人生」を生きるための知恵がギッシリ詰まった知恵袋でありたい。

「高配当な人生」とは、「お金や資産や知恵が自分のために働いてくれて、自分を後押ししてくれる人生」のことで、私が作った造語である。「高配当な人生」は、高配当な金融商品から利子をもらって遊んで暮らすことを目的としない。自分も働くのである。そのうえで、自分の分身である、お金や資産や知恵が自分のために働いてくれて、自分をそっと後押ししてくれる、目指すのはそんな人生である。よって、FIRE(経済的自由を獲得して、早期引退する)とはちょっと違う。目指す形は、むしろ、サイドFIRE(経済的自由を獲得して、引退はしないが仕事は続ける)に近い。

勤労なくして幸福を得ることはできない。(トルストイ)

自分はこのブログを通じて何を実現したいのか

本ブログは、自身の経験をもとに、「高配当な人生」を生きるための知恵を共有することにより、主に下記に該当する方々の悩みの解決に貢献し、共に学んでいくことを目指す。

  1. 長期にわたって本業の給与収入が増えず(減り)、経済的に豊かな将来のイメージを持てないでいる方
  2. 会社で昇給(出世)が見込めず、自分の将来について悲観的になっている方
  3. メンタル不調により、キャリアに傷がついた、もう出世できない、と悲観している方
  4. メンタル不調を起こして休職中で、復職を目指している方
  5. メンタル休職後、復職したが、失敗して再休職し、次は復職を成功させたいと願っている方

なぜ自分にできるのか

なぜなら、私は、過去、上記のような境遇にあったがそれを克服した、もしくは、今もその状況にあるが、現実に押しつぶされることなく、今日も前を向いて日々進んでいる。実際に自分が経験したこと、実践したからこそ有効といえるTODOを、いま悩んでいる方々に、本ブログを通じて共有できると考えるからである。

どのようにしてミッションを達成するのか

  1. 私は、いま45歳だが、給与収入は30歳当時とほぼ同じ水準だ。だが、給与収入は増えなくても手取り収入を増やすためにできることはたくさんある。固定費削減は、その一つで、手間を惜しまず愚直に取り組めば効果が大きく、しかもその効果は永続的に続く。つまり、固定費削減は給与収入増と同等の効果がある。証券投資も手取り収入増加に貢献してくれる。まさに、お金が自分のために働いてくれる状態になる。固定費削減と証券投資について、20年以上の経験に基づいて読者に有用な知識を提供する。
  2. 私は、以前会社の面談で「資格を活かしたい」と思わず口にしてしまった。そうしたら半年後に突然東京転勤になった。そして、数カ月でメンタル不調になり、休職。復職してまたすぐに休職。再度復職するまで、通算して約1年半にわたって休職することを余儀なくされた。わずかな昇給を狙って、大きなものを失うことになった。その時、私は、収入面で会社に過度に依存するのは危険だと思った。昇給(出世)が見込めないといって、自分の将来について悲観的になる必要はない。健康で毎日会社に通勤できるだけで人生成功だ、といっても過言ではない。私のメンタル休職と復職経験を公開することで、読者の方が大きなものを失う前にそれに気づいていただけたらと切に願う。
  3. メンタル不調を発症したから自分のキャリアは終わり、では決してない。メンタル休職からの復職経験を通して、前を向く理由は、探すものではなく作るものだと実感した。復帰前後に私が実践した、前を向く理由の作り方を説明する。
  4. 休職中に自分が体験した不安、孤独、絶望、悲観、苦悩、葛藤、怒り、などを赤裸々に公開する。不安定な感情に振り回されているのは自分だけではないと気づいていただきたい。
  5. メンタル休職後、復職して再度休職することの重大さと、再度休職したのは何が足らなかったのかと考えられるか、について、自分の経験と気づきを提供する。

このような悩みを抱えている人が潜在的に多いと考えられる理由

年収は、「業界の成長率」と「ビジネスモデルの利益率」、そして「労働分配率」で決まることがほとんどです。つまり、年収というものは、結局、その会社の給与テーブル次第なところが大きい。(出典:石倉秀明「コミュ力なんていらない」)

ということは、就職した時点で生涯賃金はほぼ決まり、ということだ。運よく「業界の成長率」「ビジネスモデルの利益率」「労働分配率」がどれも大きい企業に就職できればいいが、そうでなければ、尋常でない猛烈な働き方をして心身を壊す寸前ぐらいまで頑張っても給与収入は簡単には上がらないということだ。

では、百歩譲って運よく給与水準が高い企業に就職できたとしよう。でも次のような現実がある。

G7、7か国の名目賃金指数比較によると、日本以外の国は、対2000年比較で上昇しているが、日本だけが下落している。2015年頃には2000年を100として、90くらいまで落ちている。(出典:明石順平「アベノミクスによろしく」)

もちろん平均なので、そうではない一部の成長企業もあるだろうが、日本の勤労世代全体が、15年前後で1割のペースで沈んでいる船に乗っているようなものだ。長期的に名目賃金が下がっていて、一方で物価を上げよう、上げようとしているのだから、実質賃金は1割どころの減少では済まない、ということだ。

以上のような状況から、

1.長期にわたって本業の給与収入が増えず(減り)、2.昇給(出世)が見込めず、このままではいけないと、無理をして心身を壊す寸前ぐらいまで頑張って、3.メンタル不調を起こしても頑張って、4.心身ともに疲弊して休職。休職中も心身の不調と不安に悩まされ、5.無理して復帰するも再度休職。復帰に時間がかかり苦労する、

という自分と同じ経験をして、大変な思いをしている人が多く存在していると考えられる。

結び

現在、かつての自分と同じような境遇にある人に、自分の経験や実践に基づいた知恵を共有することによって、そうした方々が現在の困難を契機として、よりよい「高配当な人生」に向かって歩き出すことに少しでも貢献できたとしたら、これ以上の喜びはない。

2021年5月8日 (ブログ開設から4カ月経過した今、決意を新たに)

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