セントレアベースでも1日で羽田ベースと同じJGC修行が可能

名古屋ー東京は便数、時間帯ともに豊富

首都圏在住の方は羽田ベースのJGC修行となるので選択肢も豊富だ。羽田から日帰り修行できるなんて正直羨ましい限りだ。だがセントレアベースでも羽田ベースに限りなく近く日帰りでJGC修行ができる方法がある。それは、名古屋ー東京便を活用するという方法だ。

2021年冬ダイヤでは、中部ー羽田の朝の1往復だけが運行しているが、2022年春ダイヤからは、中部ー羽田の夜の1往復も復活する予定となっている。また、中部国際空港セントレアと成田空港を結ぶ便も再開する。こちらは朝と昼の2往復だ。

成田発の欧州便はだいたい午前中に出発する。米国方面へは夕方発の便が多い。だからそれぞれに接続しやすいようにダイヤが組んである。名古屋ー成田便は、そもそも東海北陸エリアの海外旅行需要を取りこぼさないようにするために、成田空港へ送客するための便だ。中部国際空港セントレアができる前も、旧名古屋空港と成田空港の間に同じような便があった。

羽田空港の国際化が進んだ結果、羽田空港から海外に向かうのも普通になった。後に中部国際空港セントレアと羽田空港を結ぶ便ができた。こちらの目的も成田空港のそれと同じだ。ひとつだけ違うのは運行時間帯だ。上述の通り、名古屋ー羽田便は、朝と夜に1往復づつ設定されている。朝は成田便と同じぐらいの時間帯だが、夜は午後9時前に中部国際空港セントレアを出発する。羽田空港に午後10時台に到着して乗客はそれからどうするのか。深夜発の便で海外に向かう。この便は羽田発の深夜便に乗り継ぎできるのだ。

活用すべきは夜便

  • セントレアー成田 朝便
  • セントレアー羽田 朝便
  • セントレアー成田 昼便
  • セントレアー羽田 夜便

このうちどれを使うのか。答えはセントレア発羽田行きの夜の便である。理由は、仕事が終わってから空港へ向かっても余裕で間に合うから。

旅客のほとんどが羽田空港からの深夜発の便に搭乗する海外旅行客だろうが、別に国内線として利用しても何ら問題ない。

その日は東京で寝るだけだが、主目的は翌日にあることを忘れてはいけない。羽田近くのホテルで宿泊すれば、翌日早朝から動ける。羽田発の始発便がどれでも選び放題だ。

前泊してまで羽田発の始発便を利用するメリットはあるのか。答えはYESだ。まず、始発便は到着地でも乗り継ぎがいいようにダイヤが組んである。例えば、鹿児島行きの始発便は奄美大島行きに乗り継ぎできるし、伊丹行きの始発便は、朝の但馬行きに乗り継ぎできる。

加えて、6時台に羽田を出発する始発便は安い。例えば、羽田ー伊丹は早割でも通常1万円台だが、6時台に羽田を出発する便は1万円をきっていることがある。他方面も同様に始発便はおしなべて安めだ。1日が有効に使える朝の便は需要が多く値段も高めだが、始発便に限っては路線によっては例外もあるようだ。

そして、JGC修行ならではのメリットといえるのが、前日に既に1レグ達成しているということだろうか。

逆にデメリットは、前泊費用が余分にかかることだ。でも、探してみると羽田空港まで電車で一本の京急蒲田駅近辺で1泊5000円くらいのホテルもある。羽田空港内にもホテルが3つある。そのうち1つはカプセルホテルで1泊4000円から利用できる。

booking.comのロイヤリティプログラムのgenius1で初めてbooking.comで予約して宿泊してから2年間に5回予約宿泊するとgenius2にランクアップする。

私は現在genius1で、2022年7月22日までに、あと3回、booking.comで予約して宿泊するとgenius2にレベルアップする。そのためにこの前泊を活用すれば一石二鳥だ。

 

booking.comのgeniusレベル3になるために必要な時間と費用

 

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