再考・米国公認会計士ライセンス更新にかかる費用

守破離

2014年5月1日にワシントン州米国公認会計士ライセンスを取得して以来、3年毎にライセンス更新をしてきた。

いにしえの偉人が、道を究めるには、三段階を経る必要があると言ったそうだ。すなわち守破離である。最初は先達の教えどおり基本に忠実にやる。(守)次に自分なりの工夫を加えてやってみる。(破)最終的には唯一無二のオリジナルのスタイルを確立する。(離)

 

米国公認会計士のライセンス更新も同じだ。最初は先輩にライセンス更新のノウハウを聞いてそのとおりにやってみた。(守)

最初に先輩に教えてもらった米国公認会計士ライセンス更新の王道がこの方法だ。

  • CPEDIRECT 年間購読料 3年分 (約25000円×3=約75000円)
  • CPEDEPOT ethics購入(約5000円)
  • ワシントン州会計士委員会へ更新費用支払い(約25000円)

 

そのうちに他の方法も試して、現在のCPEDIRECTとCPEDEPOT併用にたどり着く。(破)

前回の更新で私は以下のように基本をアレンジしてやってみた。というか結果的にこうなった。

  • CPEDIRECT 年間購読料 2年分 (約22000円×2=約44000円)15%OFFsale
  • CPEDEPOT ethics+1yaer購入(約22000円)
  • ワシントン州会計士委員会へ更新費用支払い(約25000円)

いよいよ「離」の段階へ

今回の更新も偶然が重なって前回のプランとほぼ同じになりそうだが、これまでの経験をふまえて、次回の更新からはこんなプランでやってみようかな、というのを思いついた。(離)

  • CPEDEPOT 1yaer購入(約16000円)
  • CPEDEPOT ethics+1yaerを2回購入(約44000円)
  • ワシントン州会計士委員会へ更新費用2回支払い(約50000円)

3年計画ではなく6年計画で考えるようにしたのがミソだ。ポイントはCPEDEPOTの1年間単位取り放題ライセンスを年の始めではなく中間で購入することだ。そうすることで1年ライセンスを2つの年に渡って半年分ずつ使えるので、6年間を3年分のライセンスでまかなうことができ、なおかつワシントン州の年間最低単位の要件にも対応できる。

具体例で説明しよう。1年目の7月に1年ライセンスを購入すると、2年目の6月まで有効だ。同じように3年目と5年目の7月にライセンスを購入すれば、3年目の後半と4年目の前半、5年目の後半と6年目の前半がカバーできる。但し、3年目と6年目はethicsの単位を取りたいので3年目と5年目はethicsも履修できるライセンスを購入する。

その結果、米国公認会計士ライセンスの維持費は6年で約110000円、年間約18000円まで下げることができそうだ。

守破離の「守」では年間約35000円だったが、「破」の段階の現在は約30000円、上述した「離」の段階まで究めれば約18000円と当初から比べて約半額になる計算だ。2023年に3回目の更新をしたら、私はいよいよ「離」の段階へ突入する。今から楽しみで仕方がない。

 

米国公認会計士ライセンスの更新にかかる費用

 

 

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