回数修行ならJGC修行前にJALカード・CLUB-Aを用意する必要はない

JGC修行の常識を疑ってみる

いわゆる、JGC(JALグローバルクラブ)修行僧がJGC修行前にJALカード・CLUB-Aを作るのは、JGC資格を得た後にJGCカードにスムーズに移行するためである。1)JGC修行にも役立つのでJGC資格がない状態であっても、先にCLUB-Aカード以上のレベルのカードを保有する方がいい、2)JGC資格を得た後にいざJGCカードを申し込んだら審査落ちしてしまった、ということがなくなる(入会資格を得た後ならJGCカードに無条件に移行できる)という2つの理由で、JGC修行開始前に将来JALカード・CLUB-Aを保有することを勧めるネット上の情報が多いが、本当にそうだろうか。

私は、来年以降、JGC資格の取得活動、いわゆるJGC修行を計画しているため、どうせ必要になるなら先に作っておこうかと思って申し込みをしかけて、ん、と手が止まった。冷静に考えると、JGC修行をするのにJALカード・CLUB-Aを保有することは必須要件ではない。JGC修行を始めるのもやめるのも本来自由なのだ。そして、この新型コロナウイルス感染症の流行で先が読めないなか、感染拡大がいつ起こるかもわからない。必ず計画通りにJGC修行をできるとは限らない。そうなると、事前に作ったJALカード・CLUB-Aは無駄な固定費でしかない。さすがに審査落ちを警戒して、JGC修行を解脱してから作ればいいとは言わずとも、少なくとも解脱が見えた段階、いうなれば、米国公認会計士試験で4科目のうち2科目合格を果たしたあたりでJALカード・CLUB-Aを保有しても遅くない、と考えを改めた。

JGC修行前にJALカード・CLUB-Aを用意する必要はない理由

多くの先人がいうようにCLUB-A以上のカードを修行前に取得する方がいいというのは正論だろう。FOPポイント修行で解脱を目指すならCLUB-A以上のカードを修行前に取得する方がいいに決まっている。しかし、私のように回数修行を指向する場合は事情が異なってくる。

1)FOP50000ポイントではなく、短距離路線50搭乗を目指す回数修行をするため、修行中の獲得マイル数は少なくなり、CLUB-A特典のボーナスマイル25%のインパクトが弱い。

2)FOP初回搭乗5000ポイント付与のメリットが薄い。回数修行を指向するため、必要以上にFOPポイントをもらってもうれしくない。(短距離50搭乗でもFOP15000ポイントの縛りをギリギリ達成できる)

3)JALカードで航空券購入する際に付与されるJALショッピングマイル(JALカード特約店200円につき2マイル)のメリットが大きいとみるか小さいとみるか微妙。年会費2200円のJALカード(普通カード)と同じ還元率なのに年会費は8800円も高い。例えば35万円分の航空券購入したとしてもカード決済で得られるマイルは3500マイルにとどまる。

4)海外旅行保険も国内旅行保険も他のカード付帯保険ですでに十分すぎるほど確保できている。

5)カード年会費が高額。JALカード・CLUB-Aの年会費は11000円だ。JGC会員資格を取るのに最終的には必須だが、少しでも入会を遅くすればその分固定経費を削減できる。

以上のような理由から、JALカード・CLUB-Aは、JGC修行の終盤に、多少の余裕をもって、申し込みをしようと思う。

なぜ、私が今このタイミングでJGC修行を目指すに至ったのか、については、別のブログ記事でその理由と経緯、背景を述べているので興味のある方はご覧いただきたい。

中部国際空港(セントレア)からのJGC修行プラン

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA