年会費実質無料にだけ注目すると逆に損をする
いったい自分は何をやりたいのだろう、何を達成できたら幸せを感じられるのだろうか、どんなポイントを重視しているのか、譲れない点は何なのか。
それらがはっきりしていないまま、勧められるがままに、いわゆるステータスカードといわれる高額な年会費が必要になるカードを申し込むと、定期的に「自分はなぜこんな高い年会費のカードを持っているんだろう」というモヤモヤ感にさいなまれることになる。
逆に、結構優待条件のいいカードが年会費実質無料で持てた、といっても、「で、これで自分が望んでいたもののうち、何が実現できたんだったっけ」となる。
定期的に保有するクレジットカードを検証する
年会費有料カードには、意味のある年会費と無駄な年会費がある。意味のある年会費を払ってでも保有したい年会費有料カードの特徴は2つあり、
1)そのカードがないと享受できないサービスがある
2)そのカードを保有することで受けられるベネフィットが支出する年会費を上回っている
ということだ。
もしあなたが、現在、年会費のかかるカードを保有しており、保有し続けるべきかどうか迷っているのなら、まずは今自分が保有しているすべてのクレジットカードの一覧表を作って、これらの条件を満たしているか、考えてみられてはいかがだろうか。