投資の決定には非財務情報が重要

最後は自分の感覚で決める

昨日、時間ができたのでDCMホールディングス傘下のカーマホームセンターに行ってきた。少し前に、株主優待制度を変更し、株主に保有株数と保有年数に応じて自社店舗買い物券を贈呈するようになった。

例えば3年以上保有して、2月末時点で100株保有で2000円分の株主優待券がもらえる。ちなみに3年未満だと500円分なので長期保有が有利になる。

現在の株価から見て買ってもいいなと思っていた。昨日、時間ができたので店舗見学に行ってきた。私は、実際に商品やサービスに触れられるのであれば、必ず投資の前に自分で見たり触ったり感じたりしてみる。

おすすめ銘柄と思っていても最後は自分の感覚が頼りだ。これは伸びる、これは凄い、そういう自分の感じたことを大切にして、ん、?何かおかしいぞ、と思ったら投資しない。

店舗で感じた違和感

店に入ってすぐに感じたのは、カビ臭い臭いだ。ついで天井の低さ、店の狭さ。ふと見回すと土曜日の夕方なのにお客さんが3、4人。店員の数のほうが多い。不自然極まりない。

男性店員2人は商品入替えの打ち合わせに夢中で自分が見ていてもお構いなしに商品と私の間をすり抜けた。いらっしゃいませの一言もなし。

すぐに私は、DCMホールディングスに投資しないことにした。恐らくこれでは将来性は乏しい。設備投資が十分にできておらず、人材育成にも目が行き届いていない。

同業のバローホームセンターやニトリの店舗では平日でも多くのお客さんがいて、休日ともなれば店内も駐車場も人で溢れかえっている。それに比べて明らかに何かがおかしい。

と、こういう感じで率直に思ったこと、感じたことを無視しないことが重要だ。投資でも人生でも。

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