休みの日の贅沢
最近、休みに一人でチェーン店ではない喫茶店に行く。入ったことのない全く初めての喫茶店でコーヒーを一杯1時間くらいかけて飲む。飲みながらこうしてブログ記事を書いたり、読書をしたりして自由な時間を過ごすことができる。これが最高の贅沢だと思うようになった。豪華旅行もいいがこういう昼下りがいい。
休職している時は、外でご飯を食べたりすることは凄くストレスだった。お金がなくなったらどうしようと動揺してしまう。途中でパニックになりかけたこともあった。唯一落ち着いたのはスターバックスだった。本屋で立ち読みして疲れて、あとは半日スターバックスで過ごしていたこともあった。でも、普通の喫茶店で過ごすことはなかった。そんな発想浮かばなかった。
やったことのないことに挑戦する練習
精神科医樺沢紫苑先生のストレスフリー超大全には、安全領域と危険領域、という考え方が書かれていた。安全領域にいたのでは天職を見つけることはできない可能性が高い。ずーっと安全領域にいれば勝手もわかるし、ノウハウがあるので失敗する可能性も低い。でも現在の仕事が自分の天職とは思えずにライスワークとして、ただ惰性で流されている人がほとんどだ。
では、一念発起、やったことのないことに挑戦するというのはどうか。一見聞こえはいいが失敗するリスクはかなり高い。安全領域から直接危険領域とは、例えば経営したことのないサラリーマンがいきなり脱サラして起業する、株式投資したことのない退職者が退職金を全額株式に投資するとかいうことだ。
精神科医樺沢紫苑先生は、そうではなく、安全領域と危険領域の中間の失敗しても大きな影響がない場所で試してみるのがいいとおっしゃっている。
私が行ったことのない喫茶店に敢えて行っているのは、安全領域でもない危険領域でもないところで小さな挑戦をするためだ。外れても損失はしれている。一方で行かなければわからない出会いがある。
そういう小さな挑戦をしているうちに、新しいこと、やったことのないことをやってみよう、という気持ちが湧いてくる。
少しずつ前に進もう。ベイビーステップで。