改悪ではない、今までが良すぎただけ

アスクル株主優待制度変更

私はアスクルの株主だ。1株保有で年に2回、LOHACOで使える割引券がもらえたが、今回の株主優待が届いたのと同時に、優待をもらえる最低株数が100株に変更になるという案内があった。

多くの人はこういう場合、改悪だ、と文句を言うが、私は感謝して放すことにしている。それは離婚した時の自分の経験から来ている。後悔や未練の感情を引きずっていた頃、こう言われたのだ。「感謝して放せ」と。

枡野俊明先生も、著書「仕事も人間関係もうまくいく放っておく力」でこう喝破されている。誰かと、何かとうまくいかない場合は、「縁がなかった」ということ、だと。

最初はうまく行っていたが、途中でうまくいかなくなるということは仕事でも人間関係でもよくあることだ。完全に破綻する前に手直ししたりお互い歩み寄ったりして何とか続けようとするが、どうしようもないところまでくると、本当にもうどうしようもない。

でも、そういう時は「縁がなかった」と思えばいいのだ。そう思うと少しだけ気が楽になる。良かったころ、楽しかったころ、良くしてもらった頃のことに感謝して、放すのがいい、ということだ。

株主優待も変更されて憤ったりせずに、変更があるのを前提に楽しみながら使うのがいい。そしてご縁がなくなったら(株主優待制度が変更されたら)今までに感謝して放せばいい(売却すればいい)。

今日、アスクルを売る。改悪ではない、今までが良すぎただけ。

アスクルを売りクックパッドを買う

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