本書を読む前
タイトルが直接的で目を引いた。最初は正直それだけだった。自分がこれからどう生きたら死ぬときに後悔がないだろうか、と最近悩んでいるので、このタイトルに魅かれたのだろうと思う。休職して、復帰して、すぐにまた休職した後、かなり苦労して再度復帰してもう2年以上になる。再度復帰した時は、今後は行って帰ってくることができればもう十分満足、と思っていた。復帰してしばらくしてからは、もう昇格・昇給なんかしなくてもいい、ただ続けて働けていればそれでいい、と思っていた。
しかし、復帰して働きながら宅建試験に合格することができたあたりからは、不思議と自信や力が出てきた。自分は未だ何者にもなれていないけど、まだ、何かやりようがあるのではないか。心のどこかで密かな願いのようなものが出てきた。それが、何なのかうまく言葉にならない。リスクを取るつもりも、欲を出すつもりもないのだが、自分の理想の生き方に少しでも近づきたい、そう思うようになった。
気づき
1.チェックシートで自己分析し、14項目の労働価値のどれに重きを置いているか、可視化することができた。
2.労働価値のどれに重きを置いているかは人によって異なる。だから、合う合わない、好き嫌い、人間関係のいざこざが起きる。
それでも一緒のチームで仕事をするなら、同じ仕事上の目標(ゴール)を向いていればいい。
各々が重きを置く労働価値を合わせようとする必要はないし、そもそもできない。
3.自分が現在満たせていないと思う労働価値は「自分の能力を活かす」と「自律性」
副業という場を使って実現できる可能性がある。
本業と副業を合わせて自分が重きを置いている労働価値がすべて満たせればOKと考えればいい。
本業だけで自分が重きを置いている労働価値がすべて満たせる人は一握り。
だからこそ、それ以外の大多数の人は、副業を検討する価値が大いにあるといえる。
TODO
1.宅建士の資格を活かして、IT重説を副業にできないか、研究する。
2.米国公認会計士の資格を活かして、財務、IR、金融系の実務翻訳を副業にできないか、研究する。
3.現在親会社に導入済みの副業申請が、現勤務先にも導入され次第、副業申請できるよう準備しておく。
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