山口拓朗著「伝わる文章が速く思い通りに書ける87の法則」書評

本書を読む前

以前は、仕事では電話や対面のコミュニケーションが主流だったが、最近は、メールやチャットなどのテキストコミュニケーションも重要になりつつある。文章力については、むしろ自信があるほうだったが、改めて自分の文章を見直してみると、本当に相手に伝わる文章を書けているのかどうか、正直なところ不安になっていた。なぜなら、自分の文章はどうもまどろっこしい言い回しが多く、くどい印象があるのではないか、と感じていたからだ。

気づき

1.「一文一義」(一つの文に、一つの事柄だけを書く)を意識することが重要。

2.文章を書く前に、文章の設計図を準備することで、早く、伝わる文章を書くことができる。

3.書き手が発信する情報と、読み手が受け取る情報には「ずれ」が生じる。読み手に自己解釈させない文章を書くことが必要。

4.「50%くらいの精度」でザーッと書いて、後で推敲・校正をする習慣がつくと、文章が速く書けるようになるだけでなく、伝わりやすい文章が書けるようになる。

TODO

1.読みやすく、分かりやすい文章を書くために、文章を書くときは、常に「一文一義」を心がける。

2.書く前に文章の設計図を準備する習慣をつける。

1)読む人はだれかを明確にする、2)文章の目的を明確にする、3)読む人のニーズを明確にする、4)読む人の反応を決める、5)情報(主観的情報・客観的情報)を収集する、6)文章の構成を決める。

3.印刷した文章で推敲・校正する習慣をつける。

画面チェックで終わらせない。なぜなら、プリントアウトされた文章を読むと、書き手から読み手に意識が切り替わるから。

4.細部にこだわらずザーッと書いて、後で推敲・校正をする習慣をつける。

 

1540円

累計6冊 9735円

 

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