米国公認会計士ライセンスの更新にかかる費用

1回の更新に必要な費用は、約10万円

これまでに2回ライセンスを更新し、ライセンス保持歴も7年目に入った。このブログ記事ではこれまでの自分のライセンス更新に関する経験をもとに、これから米国公認会計士ライセンスの更新を目指す人の参考になる情報を提供する。

次回の私の米国公認会計士のライセンス(ワシントン州2014.5.1取得)更新は、2023年だ。3年ごとに更新する必要がある。正直いって3年はきつい。3年更新だと更新が終わったと思ったらすぐに次の更新が来る感じがする。

結論から申し上げると、1回の更新に必要な費用は、約10万円だ。1年に約10万円というわけではなく、あくまで1回の更新にかかる費用だ。3年に1回更新が必要なので、3年間に約10万円かかる。年間換算だと約3万円強かかる計算だ。内訳を以下に示す。

  • CPEDIRECT 年間購読料 3年分 (約25000円×3=約75000円)
  • CPEDEPOT ethics購入(約5000円)
  • ワシントン州会計士委員会へ更新費用支払い(約25000円)

CPEDIRECTとCPEDEPOTは12月に購入

ワシントン州のライセンスを更新するには、更新年と更新年の間の3年間に120単位を取得する必要がある。しかも最近、1年に最低20単位取得すること、というルールが加わった。極端な例では、今までは1年目、2年目は0単位、3年目に120単位取得、というのでもOKだったが、現在はそのやり方はNGだ。

私は単位取得のために、CPEDIRECTとCPEDEPOTを利用している。CPEDIRECTは紙媒体、CPEDEPOTはオンラインだ。私が購入するのは基本12月だ。理由は2つある。1つは購入に使用しているライフカードのポイントが3倍になるから。もう1つの理由はクリスマスに近く、CPEDIRECTの割引オファーが出やすいからだ。運よく割引料金のオファーがあると、20000円くらいで購入できることもある。

CPEDIRECTを前年の12月に申し込むと、翌年の3月、6月、9月、12月に合計4冊、テキストが国際郵便で自宅に届く。郵便料金も購読料に含まれる。全て修了・単位取得すると年間で約40~48単位くらい取得できるので、これを3年間やれば、既定の120単位は余裕でクリアできる。

注意点は、2つある。1つは、単位取得の期限が約1年だということだ。忙しくてためてしまうと、単位取得試験が受けられないという事態に陥る。2つ目は、CPEDIRECTでは、ワシントン州会計委員会指定のethicsの単位が取得できない、ということだ。私は、ワシントン州会計委員会指定のethicsの講座を提供しているCPEDEPOTで、別途単科で申し込んで単位取得している。

王道のやり方は、CPEDIRECTを前年の12月に翌年1年分の定期購入を申し込み、翌年1年かけて単位取得する。更新年の前年の12月にCPEDEPOTでethicsを購入して単位取得。年が明けて更新年を迎えたらすぐに更新手続き(renew)を行う、というものだ。

いろいろ情報を集めて、いろいろ方法を試して、ようやくこの方法が一番確実で、続けるのに無理がない方法ではないかと思うようになった。実際は、教材をためてしまい時間のある時に集中して取り組むことが多い。3年間コンスタントに単位取得を続けることは意外に難しい。ただ、現在は昔のように更新年の前年に120単位を一気に取得する、などという方法が認められなくなったため、できるだけ計画的に単位取得するよう意識してやっている。

ライセンスの更新はもちろん続けていくが、自己満足ではやはり寂しい。これだけ苦労して取得して、その後もお金や労力をかけて維持しているライセンスを将来何かに活かしたいと思っている。その何かはまだ見つかっていないのだが、チャンスが来た時にパッとつかめるようにしておきたい。そのためには、やはりビジネスレベルの英語能力をキープしていることが必要と思い、英語の学び直しもしている。

 

再考・米国公認会計士ライセンス更新にかかる費用

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