吉田尚記著「元コミュ障アナウンサーが考案した 会話がしんどい人のための話し方・聞き方の教科書」書評

本書を読む前

子供のころは、コミュニケーションについて悩んだりしたことはなかったが、大学生になったあたりから、なんか自分は口下手だな、人付き合い苦手だな、大勢よりも一人でいるほうが楽だなと思っていた。社会人になってからもその傾向は続き、他人の自分評は「固い」「まじめ」。もちろんネガティブな意味で。いつしか、自分はコミュニケーションが苦手と思うようになっていた。

気付き

1.コミュニケーションは自己表現の場ではない。相手に話してもらう場。そのほうが話が楽しいし、会話も長く続く。

2.コミュニケーションは勇気。武器があればコミュニケーションに前向きになれる。今日から使えるものもある。

3.相手が話してくれたらコミュニケーションは成功。自分がうまく話せるかどうかではない。

4.コミュニケーションの目的はコミュニケーションそれ自体。仕事のために、自分の損得のためにやるものだと思うとおかしなことになってくる。

TODO

1.コミュニケーションは相手に話してもらえたら成功、を常に意識する。

2.コミュニケーションの武器を時々確認して使ってみる。

  • WHYよりも魔法の言葉HOWを活用する。
  • 自分の勝手なイメージを相手にぶつけてみる。
  • 定番ネタを恥ずかしがらずに活用する。(気象、道楽、ニュース、旅、知人、家族、健康、仕事、衣食住)
  • 心に浮かんだことを描写するように話してみる。
  • 相手が話し始めるまで定番ネタでつなぐ。

3.人の話を聴くときは、相手に興味を持つ、そして最大限の報酬(相づち)を与える。

 

1650円

累計5冊 8195円

 

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