自分が本当にやりたいと思っていることを見つける方法

1分メモは自分の脳をして語らしめる

2021年4月10日に赤羽雄二著「ゼロ秒思考」を買って何度も読み、翌日から毎日10枚1分メモを続けた結果をお伝えする。これから自分がやりたいこと、本当はこれについて自分はどう思っているのか、もし今後こう聞かれたらどう答えようとか、過去の嫌な感情とか、出来事とか、それに対して自分はどう思うのかとか、いろいろ書いては試していた。最初は正直自分一人でこんなの書いても、結局ありきたりなことしか思いつかないだろう、と思っていた。

ところが、実際に続けてやっていくうちに、自分の通常の意識では考えもつかないことを、ペンが勝手に走り書きし始める。オカルトではないが、誰かが憑依して勝手に手を動かしているようなで、遠慮なく書いていく。書き終わった後、見返すと「えっ、自分は本当はこんなこと考えていたの?」「自分は本当はこんなことをやりたいの?」と自分が書いたとは思えないようなことが書いてあったりするのである。しかし、まぎれもなく自分が書いたものだ。「〇〇についてどうしたらいいか」、というタイトルを何度も書き続けてみると、本当はどうしたらいいか、自分はもうわかっている、といわんばかりに、打つべき打ち手がだんだんクリアになってくる。頭の中がものすごい勢いで整理されてくる。

さらに凄すぎるのが、1分メモで思考したことが、実行までそのまま一気に進んでしまうことだ。そして、実行に至るまでのスピードだ。今までだったら、自分の中で、うん、分かった。そういう方向でやりたいのね。じゃあ、ちょっと様子をみながら、いつやるか調整しようかな。となるのだが、1分メモで、どうしたいのか、どうしたら幸せなのか、これをやりたい、なぜやるのか、どういうメリットがあるからやるのか、どんなデメリットがあるのか、徹底的に、ん?と引っかかる論点がすべて整理されているので、もはや実行に移さない理由がないのである。だから、躊躇せず実行してしまう。いままでなら、絶対に躊躇して実行しなかっただろうと思われることをこの1カ月ですでに4つ実行した。英語学習サークルのトーストマスターズクラブへの参加(2021年5月4日申込済)、ANA陸マイラーからの撤退(2021年5月9日換金済)、SIM同時通訳方式の英語教材の購入(2021年5月10日学習開始)、ダイナースクラブカードブルーカードの申込(2021年5月12日申込済)だ。

どれも、できたらいいな、でも・・、と躊躇していたことだ。すべて、1分メモで何度も書き出したら、やらない理由がないことが明白になったのだ。だから、あとは1歩踏み出すだけだ。1歩踏み出す時も、なぜやるのか、どういうメリットがあるからやるのか、どんなデメリットがあるのか、徹底的に、ん?と引っかかる論点がすべてクリアに整理されており、他のやりたいこととの関係性や、もっと大きな視点で見た自分の人生すべての中における位置づけまで、明確になっているので、全く躊躇しない。だから数カ月から数年以上迷っていたことが、3つとも、この1カ月のうちにすべて実行済みだ。なんというスピードだろう。そして、今回実行したことによって、さらに実行できることがネズミ算的に増えていくわけだ。きっと、今後も1分メモを続けることが、長所進展による自己成長を加速度的にスピードアップしてくれるものと信じている。

1分メモで自分の使命に気付く

そして、毎日1分メモを1か月続けたころ、いつものように1分メモをしているとき、ふと「ブログミッションは何か」というタイトルが浮かんだ。全く予想もしない問いに、突然、あっ、自分はブログでこれを伝えたかったんだ、これからこれを伝えたいんだ、だからブログで情報を発信しているんだ、実はこれは自分の使命かもしれない、辛い思いをしたのも自分の使命を果たすために必要な経験だったんだ、ということが自然と、とめどもなく溢れ出てとまらなくなった。何枚もブログミッションに関する1分メモを書いた。そして、それを整理して、ブログ記事にしたのが、2021年5月8日に公開した「ブログミッション」だ。

 

「ブログミッション」なんて言葉どこにもない、この言葉も知らずにいっしょに勝手に溢れ出てきた。ブログで実現したいこと、自分の使命、という意味で使っている。おかしな和製英語だと笑われても構わない。あえて、1分メモから湧き出たそのままを言葉を記録した。忘れられない出来事だったので、ブログ記事だけでなく、フロントページにも「プロフィール」の隣に「ブログミッション」というページを固定ページとして設置することにした。

ブログミッション

さらに、そのあたりを境にして、毎日アイデアがドバーッと自噴式の井戸から水が溢れ出るがごとく出てきて止まらない。突然、ブログ記事で書きたい、伝えたいことのタイトルが昼夜を問わず一日中あふれ始めて、アイデアが出てくるたびに書き留めたら、気づいたらわずか1週間で40くらいの下書き記事が保存されていた。今もどんどん増えている。ブログを開設したころ、何を書いたらいいのか、毎朝考えあぐねていたのが、嘘のようだ。

1分メモを続けると、自分の脳が思考して生み出すアイデアをうまくキャッチして、整理して、記録し、そうすることによって、自分の脳に対してさらに深い思考を促すことができる。書くことで、記憶を強化し、いざ行動するときに助けになってくれる。これからも、1分メモを続けるとともに、その素晴らしさを多くの方に伝えていこうと思う。

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