NFTや仮想通貨をハードウェアウォレットで保管する

数十万円もする人気があって高価なNFTが盗難される、詐欺に遭ってウォレットから抜かれる、という話をよく聞く。私は、2023年2月に初めて当時の価格で約40万円くらいしたLLACを購入した。

 

その日、LLAC のコミュニティーに、自分もLLACのオーナーになれました、とコミュニティのdiscordで報告したら、他の方が詐欺リンクを踏んで、LLACのNFTが数体盗難されたと悲痛な報告をされていた。

LLACのオーナーになれて、興奮していた私はその投稿を見て寒けがした。

 

高価なNFTをメタマスクに入れっぱなしではダメだ、とその時初めて気づいた。それまでは、ウォレットを分けておけばいいか、くらいに簡単に考えていたが、こんなにNFTの盗難が身近にあると、できる限りの対策をしようと思った。

 

それがハードウェアウォレットを購入したきっかけだった。

LEDGER NANO S PLUS なら1週間以内に入手可能

LLACのNFTを購入したまさにその足でNFTを保管するためのハードウェアウォレットを注文した。

初心者でも少し勉強すれば使えるもの、そしてできるだけ早く届くものを探すとフランスledger社のLEDGER NANO S PLUSという製品がよさそうだと思った。

ハードウェアウォレットにも偽物があるので、できればAmazonなどのネット通販で購入するのは避けたい。LEDGER NANO S PLUSは日本に代理店があり、思ったより早く届きそうだ、ということも決め手になった。

earthshipというのが代理店だが聞いたことがないので大丈夫かと思うが問題なく正規品が届いてセッティングも無事終わった。



最初に24個の英単語の羅列を書き留める

LEDGER NANO S PLUSのセッティングのメインイベントといえば、LEDGER NANO S PLUSが自動的に生成する24個の英単語を書き留めることだ。

この何の変哲もない24個の英単語が「秘密鍵」となる。秘密鍵とは自分しか知り得ない鍵のことで、LEDGER NANO S PLUSの中に保管されている。

NFTは、正確にはブロックチェーン上に保管される。そして購入したNFTや仮想通貨はLEDGER NANO S PLUSの管理下におかれるとLEDGER NANO S PLUSを持つ人の許可なく移動されることはない。NFTや仮想通貨の金庫、と呼ばれるゆえんである。

だが、セッティングの時だけ表示される24個の英単語を紛失したり、他人に知られたりすると、LEDGER NANO S PLUSの管理下にあるNFTや仮想通貨が取り出せなくなるどころか、盗難される危険があるので十分に注意して管理する必要がある。



ハードウェアウォレットからdiscordに接続するのは本当に簡単だった

 

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