JGC修行を無事解脱したら、あなたは次に何を目指そうとされているのだろうか。
JGC修行の次の年はJGP修行をしようと既に計画を立てている方もおられるかもしれない。
JGCの特典を最大限に生かすべく国際線の旅行プランを練っておられるかもしれない。
JGC修行解脱で心にポッカリ穴が空いて抜け殻になっている、先のことは何も考えられないなんて人も。
JGC修行を無事解脱したら、やはり国際線に挑戦してみるのはいかがだろうか。JGCを最大限活かせるのは国際線だから。
ポイントサイトのハピタス・モッピーをメインにJGC托鉢する
私のJGC修行プランは当初
- 2022年 修行のための費用をためる
- 2023年 JGC修行
というものだった。
JGC修行のための費用をためることを私はJGC托鉢とよんでいる。2022年はじっくりJGC托鉢を行って資金をため、2023年に満を持してJGC修行に臨む。そんなプランだった。
2022年に10万マイルためて、それを15万e-jalポイント交換して航空券を買う。修行費用は約40万円とシミュレーションしていたので、残り25万円は手出しになる。当初はそういう計画だった。
費用が4割減になるのは大きい。
ところが、2021年秋に発表された2023年春からのJAL航空運賃体系の抜本的見直しの発表によって、一転2022年にJGC修行を敢行することにした。
2023年にJGC修行の環境がどうなっているか全く予想がつかなかったからだ。楽観的な見方はできなかった。なんとしても2022年にJGC修行したいと思った。
環境変化に対応するため、2022年にどうしてもJGC修行をやらざるを得なくなったのだ。
だから、2022年にできなかったJGC托鉢をJGC修行解脱後に敢えて行おうと思うのである。
使うポイントサイトは基本ハピタスとモッピーのみ。そして貯めるのはJALマイルのみ。
理由はやることをシンプルにするため。やることをシンプルすると継続しやすい。
特にハピタスの信頼性は高い。別にモッピーの信頼性に問題があるというわけではない。具体的には、私が利用して分かったことを下記のリンク記事にまとめてあるのでよろしければご参照ください。
それでもポイント活動による獲得マイルが最も多かった
結果的に、2022年にJGC修行を始めたのは大正解だった。2022年6月8日からはFOP2倍キャンペーンが始まって、さらにそれが年末まで延長されるという大盤振る舞い。
おかげで思いもしなかった回数修行からFOP修行への変更までできて、1回の修行で回数修行の気分もFOP修行の気分も味わえるオマケ付き。
JGC修行費用はというと、航空券代だけで
- 支出 28万5千円
- e-jalポイント 9万円分
- 合計 37万5千円
JGC托鉢が予定通りできて10万マイルためていれば、支出はさらに少なくて済んだだろう。
ただ、FOP2倍キャンペーンのおかげでトータルの航空券代が3万円弱安く済んでいることも考慮すると、全体ではあまり変わらない。総合すると2022年にJGC修行を敢行してよかったと思う。
結果オーライ、それでいいのだ、である。
そこであらためて注目すべきは
- e-jalポイント 9万円分
である。
これは修行前、修行中にためた6万マイルを交換したものだ。しっかり時間をとってJGC托鉢したわけでもないのに6万マイルも溜まっていることに驚く。
6万マイルの内訳は、ざっくり言って、ハピタスを含むポイント活動による交換マイルが4割、クレジットカード関連による付与マイルが4割弱、フライトによる獲得が1割、残りがJALwellness&travelなどその他の獲得マイルである。
前半は回数修行だったこともありフライトマイルは思ったよりも少なかった。
クレジットカード関連による付与マイルは、主としてセゾンプラチナビジネスアメックスによるものだ。
航空券代を含むあらゆる経費をできるだけ同カードに集めて計画的に決済し、セゾンクラッセ、超優待も利用できるものは全て利用した結果である。
それでもポイント活動による獲得マイルのほうが多い。ポイント活動によるマイルのたまり方恐るべしである。
JGC修業が終わればそれほど飛行機に乗らなくなるし、そこまで通常決済が多いわけでもない。
JGC修業後のJGC托鉢はポイント活動なしには成り立たない。
月に7500ポイントを目標に無理なく続ける、それでもすごいマイルに
本格的に腰を据えてJGC托鉢したらどれくらい貯められるか興味が湧いてきた。
具体的には、2022年9月からハピタスポイントを毎月7500ポイントを目標に毎月ためていきたい。FXや不動産投資などの高額案件は狙わず、クレジットカードの発行を月に1枚づつ発行していくつもりだ。
クレジットカード案件は数が多く、無理なく続けられる。年会費無料のクレジットカードで、だいたい1件3000〜5000ポイント得られる。高額案件があると8000ポイントくらいのものも出てくる。
毎月平均7500ポイント、1年で90000ポイント得られる計算だ。ハピタスポイントは50%の還元率でJALマイルに替えることができるので、45000マイルになる。
しかも、ハピタスでは、不定期にJALマイル20%ポイントバックキャンペーンがあるので、その場合は還元率は62.5%になる。ゴールド会員なら得られる常時5%バックも加味すると66.66%にまで還元率が高まる。
※例10000ポイント交換=5000マイル付与
交換ポイントの(20+5)=25%帰ってくる
7500ポイントで5000マイル得られる
5000÷ {10000-(10000×0.25)}=0.6666···
きっちり交換できるわけではないのであくまでもシミュレーションだが、計算上、ハピタスの90000ポイントは最大60000JALマイルに交換できる可能性がある。
モッピーの場合は有名なスカイボーナスキャンペーンがある。
※例12000ポイント交換=6000マイル付与
交換ポイントの37.5%帰ってくる
7500ポイントで6000マイル得られる
6000÷ {12000-(10000×0.375)}=0.8
これだけあれば、北米でもヨーロッパでも往復特典航空券の基本マイルを余裕で超える。
これを2年続ければ120000マイル。50000マイルで取れない時期でもplusで獲得できる可能性があるので特典航空券を利用できる可能性がぐっと高まる。
ここまで来ると、マイルで海外旅行が現実のものになってくる。JGC修行で得たワンワールドサファイアステイタスが活きる日もそう遠くない。