JGC修行お得情報 JAL国内線ファーストクラスを超お値打ちに利用する方法

JAL国内線ファーストクラスの特徴は、当日ファーストクラスのチケットを持っている人であれば、JALの上級会員でなくても搭乗前にダイヤモンドプラチナラウンジを利用することができる点だ。これが、ANAのスウィートラウンジとは大きく異なる点だ。

ソフトドリンク、ビール、ウイスキーなどの豊富な酒類、おにぎりやパン、味噌汁、スープなどの軽食、お菓子、アイスクリームまでもが提供されるダイヤモンドプラチナラウンジは、同じくJALが運営するサクララウンジよりさらにワンランク上のラウンジで、誤解を恐れずにいえば、搭乗前にもう1食分まかなえるレベルのサービスが無料で受けられるといっていいだろう。

 

これに加えて機内では、さらにレベルの高い機内食と飲み物(飲み放題)が無料で提供される。

ファーストクラスのチケット代には、快適な移動、ワンランク上の接客(例えば、乗客は名前で呼ばれる)に加えて、2食分の食べ物+2食分の飲み物までもがついている、非日常の体験だと考えていい。

 

本記事では、このJAL国内線ファーストクラスのチケットをお値打ちに入手する方法をご紹介する。

さらに、乗り継ぎで1区間だけファーストクラスを利用しているにもかかわらず、乗り継ぎ地のダイヤモンドプラチナラウンジを複数回利用することができる修行僧垂涎のファーストクラスルールについても解説する。

結論 比較的安いファーストクラスは伊丹発着の2路線がねらい目。ポイントは不定期に出現する特便。

※本記事の体験記は2022年のものです

最新のJAL国内線料金体系にそぐわない記述がありますが、実体験を忠実に再現することを優先するため、敢えて修正せず記載しております。

 

最新のJAL国内線料金体系では、本記事中にある「特便」料金は現料金体系では「セイバー」料金に統合されています。

検証した結果、現在も「セイバー」料金で引き続き、以前と同様の現象が確認できたため、文中、「特便」とあるものを「セイバー」と読み替えていただいて差し支えありません。

ファーストクラス利用時の乗継の際の利用ルールも変更ありません。

 

えっ、伊丹ー那覇のファーストクラス片道が23880円?

伊丹ー那覇が23880円と聞けば、先得や、タイムセールの「普通席」の値段ではないかと耳を疑うが、なんと正真正銘のファーストクラスの値段だ。ファーストクラスは、以下のとおり

  • 羽田-福岡
  • 羽田-新千歳
  • 羽田-伊丹
  • 羽田-那覇
  • 羽田-石垣 ※期間限定
  • 伊丹-那覇

限定された路線でしか提供されてないが、狙い目は伊丹空港を発着する2路線だ。

理由は、不定期に、2万円代前半の価格の特便が、不意に1席だけ出たりするからだ。

規則性は全くない、というかよく分からない。普段から、思いついた時に、羽田ー伊丹、伊丹ー那覇のファーストクラス席を検索していて、利用したい日の前後をあまり期待せずに見ていると突然現れることがある。この日に取りたい、と思ってもまず無理だ。予定に合わせてとるというより、運よくお値打ちなファーストクラスが出たら、その日に予定を合わせられないか探る方が現実的だ。

運よく現れたら、すぐに予約して押さえよう。予約だけなら課金されることはない。なぜなら、放っておけばすぐに他の人にとられてしまうからだ。どうしても、その日は日程を調整できそうにない、となれば、その時は仕方ない、キャンセルして次の機会を待とう。

例えば、伊丹ー那覇なら、タイムセールなど特別な時期でなければ、普通席でも3万円前後はする。日付は選べない、といってもファーストクラスで2万円~2万5千円程度なら超お値打ちといって間違いない。もちろん、このようなお値打ち掘り出しチケットであっても、割引なしの正規普通料金で買ったチケットであっても、サービスに差はない。

どれくらいの頻度でこのようなお得なチケットが出るのか、自分の経験でいうと、この記事を書いている1、2カ月ぐらいの間に、羽田ー伊丹が1回、伊丹ー那覇が1回、那覇ー伊丹が1回、と計3回お目にかかっている。もちろんすぐに予約し、3件ともすべて後日購入した。ちなみに値段はすべて23880円だった。

何事も経験してみる

私は、JGC修行を始めてからもずっと回数修行だったこともあり、1レグあたりの価格が高額になってしまうファーストクラスには全く興味がなかった。それが、何の気なしに隙間時間にホームページで航空券を検索していると、たまたま羽田ー伊丹のJAL国内線ファーストクラスのチケットが23880円で出ていたために、好奇心から思わず予約してしまった。

それもそのはず、羽田ー伊丹の普通席であっても、通常13000円ぐらいするのに、プラス10000円程度で、快適な移動、ワンランク上の接客(例えば、乗客は名前で呼ばれる)に加えて、2食分の食べ物+2食分の飲み物までもがついている、非日常の体験が買えると思うと、どう考えても安い、と思えたのだ。

人生初のファーストクラス体験は、聞きしに勝るもので、本当に素晴らしい時間を過ごすことができた。たまたま隣席だったファーストクラス常連客の方からは、「伊丹ー那覇が穴場ですよ」ということを教えてもらったので、2匹目のドジョウがいないかと思って、同じように探していたら、そう苦労もせずに、伊丹ー那覇、那覇ー伊丹をそれぞれ1回ずつ、これまた23880円(特便21ーEタイプ)で予約・購入することができた。

JGC修行を解脱することが第一の目標であり、JGC修行を解脱したわけでもないので、あまり寄り道をしていてもいけないのだが、ものの試しに、話題のタネに、JGC修行中にJAL国内線ファーストクラスを体験してみるのも悪くない。なにも最短最速で解脱することだけが修行ではないのだから。

乗り継ぎの場合はどうなる?

と考えずにはいられないのが修行僧の悲しい性だ。普通の人はそんなこと考えもしないだろうが。

 

例1 羽田FーF伊丹ー那覇

羽田ー伊丹とファーストクラスに乗って、伊丹で乗り継いで那覇に普通席のチケットで飛んだ場合は、伊丹ー那覇が普通席でも伊丹のダイヤモンドプラチナラウンジ(以下DPラウンジ)が利用できるのだろうか、とすぐに考えてしまうが。

結論、ファーストクラスから普通席への乗り継ぎでも乗り継ぎ地の空港のDPラウンジが利用できる。この例では羽田はもちろん伊丹のDPラウンジも利用できる。

 

例2 羽田ー那覇FーF伊丹ー鹿児島

では、羽田ー那覇が普通席で、那覇ー伊丹がファーストクラス、伊丹ー鹿児島は普通席だったら?

結論、ファーストクラス便の出発地である那覇のDPラウンジはもちろん、羽田のDPラウンジも伊丹のDPラウンジも利用できる。

JGC修行第10回目 窓から雲を見ながらジーンとしてきた

 

例3 伊丹ー羽田FーF伊丹

この場合は、羽田でDPラウンジが利用できるのは間違いないとして、行きの伊丹でもDPラウンジが利用できるかが気になるが。

 

結論、問題なく利用できる。

 

実は、私は、羽田のDPラウンジのみ利用でき、行きの伊丹ではDPラウンジを利用できない、と利用を断られた。(2022年7月24日伊丹空港)

ところが、この体験を語ったところ、ツイッターで、行きの伊丹でもDPラウンジを利用できた、という話を寄せていただき、親切にも伊丹空港でJALに確認して問題なく使えるという情報を寄せてくださった方がおられた。

何と心強いことか。お陰でモヤモヤが消えてまた1つ愉しみが増えた。

ツイッターの飛行機修行界隈の皆様に感謝。ありがとうございます~。

 

まとめ

修行僧向けにファーストクラス利用時のDPラウンジについてまとめるとこうなる。

 

  • 旅程の中に1区間でもファーストクラス便があれば、全旅程中の出発空港を含む、乗り継ぎ空港で(DPラウンジがあれば)利用できる
  • 乗り継ぎの終着地を含め、到着時の利用はできない

 

 

JGC修行方針転換 回数修行からFOP修行ヘ

 

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