あなたは国際線には機内食があるが国内線にはない、とお思いではないだろうか。
実は国内線でも、機内で食事が提供される便がある。それがファーストクラス席が設定されている便だ。
国内線のファーストクラスは、羽田空港発着の限られた便に設定されている。
最も距離が長いのは羽田ー那覇線、最も短いのは羽田ー伊丹線だ。
F席のキャンセルは意外とあり、敷居も高くない
利用したのは羽田発伊丹行き。もちろんJGC修行を始める前は国内線ファーストクラスの存在すら知らず、利用するのも初めて。
さらにいえば、前日セントレアで成田行きの搭乗ゲートで搭乗待ちをしている時に急遽購入した。
なんの気なしに、JALのホームページを見ていたら特便1のファーストクラス席が1席だけ空いているのを偶然見つけたのだ。おそらく、誰かがキャンセルしたのだ。
値段は2万5千円弱だった。反射的に素早く予約を完了してホームページをそっと閉じた。
前日は中部国際空港セントレアから成田へ、用事を済ませて翌日は羽田発の初便で伊丹からの但馬タッチをこなして伊丹から近鉄で帰宅する予定だったが、せっかく割安にF席が取れたので是非利用したいと思った。
しかし翌日の羽田ー伊丹ー但馬ー伊丹の3レグは全て先得料金のためキャンセルすれば4割くらいしか戻らない。
ただ但馬タッチで伊丹に戻ってもとまだ昼前だ。もう一度伊丹から羽田に戻れば予約を抑えた羽田発伊丹行きのF席便に余裕もって間に合う。
結局、伊丹ー羽田便の予約を追加したうえでファーストクラスの便を購入した。
ちょっと贅沢だがコスパはよい
ファーストクラスなんて贅沢だ。ましてやJGC修行中ならなおさら、と言われそうだが、そうとも言い切れない。
まず、伊丹ー羽田線は普通席でも平均で13000円くらいだ。それにプラス1万円でファーストクラス席に乗れると考えるとかなりコスパはよいと思う。
ファーストクラス席利用者は普通席にはない特典が利用可能だ。
- 専用チェックインカウンター利用
- 専用保安検査場利用
- ダイヤモンドプレミアラウンジ利用
- 最優先の搭乗降機案内
- 最優先の預け荷物受取
- 機内食プラス飲み放題
- もちろんゆったりシートで快適
特にダイヤモンドプレミアラウンジは飲み物飲み放題だけでなく、食事もできる。昼食はラウンジで、夕食は機内食で済ませれば2食分浮く。
これだけの特典と優雅な時間が1万円で手に入るのであればファーストクラス席がなかなか取れないほど人気があるのも納得がいく。