JGC入会の条件は、
暦年(1月〜12月)で50搭乗、かつ15000FOP。
つまり50搭乗しても、15000FOP獲得できていないと、解脱できないのだ。そのためには、長距離便も活用することをオススメする。
本記事では、JGC修業の真骨頂ともいえるOKAタッチを、疑似体験していただきたい。
回数修業なのに長距離便にも乗るのはなぜ?
例えば、あなたが福岡在住で、福岡ー宮崎ルートのみで回数修業したとしよう。
50搭乗しても解脱できない。
なぜか。
福岡ー宮崎のFOPは1搭乗につき、196ポイントだ。50搭乗しても9800FOPしか獲得できないからだ。
もしあなたが回数修業を計画されているのなら、念のため、FOP獲得のシミュレーションもお忘れなく。
もちろん、上記のような例は極端なので、50搭乗する頃には、15000FOPのハードルも超えていると思われる。
それでも、FOPの心配なく回数修業を終えたい場合は、長距離便を活用する、という手がある。
JGC修業で長距離便といえば、沖縄・那覇空港と日本各地を結ぶ便だ。
JGC修業でFOP修業をする人の中には、一日で那覇空港と羽田空港を2往復する人もいるし、実際できる。
那覇空港へ飛び、すぐに引き返すことをOKAタッチと呼ぶ。
JGC修業で有名なOKAタッチとやらをやってみよう。そして回数修業の足切り超えに十分なFOPを獲得しよう。
そう思って中部国際空港セントレアー那覇空港の往復航空券を購入した。
JALカードの5000FOPキャンペーンがあるじゃないか、という声も聞こえてきそうだが、実は私はJALカードを持っていない。
理由は、以下の通りである。
午後発の便で沖縄に飛び、夜の便で帰ってくる
JGC修業というと、朝早いのが一般的。一日で最大限レグ数やFOPを稼ごうとするのだから、必然的にそうなる。
でも今回は、1日2レグ。1日あたりのレグ数としては最少レベルだ。
午後3時過ぎに搭乗。約2時間の旅だ。
機内はガラッとしており、3人シートに自分ひとり、周りを見渡しても混んではいなかった。
定刻通り那覇空港に着いた。到着ロビーはものすごい湿気、モワッとしている。この時期すでに沖縄地方は梅雨入りしていた。
滞在時間2時間のため、空港外に出るつもりはなかった。ターミナルビルの飲食店街で、勧められていた、グルメ、という店名のサンドイッチ店へ急ぐが、しかーし、短縮営業で既に閉店。
仕方なく、国際線ターミナルビルの端も端、ケンミン食堂でなんとか沖縄そばにありつけた。
食べ終わるともう6時半くらいになっている。帰りの便まで1時間だ。
保安検査場近くのカードラウンジで、コーヒーとグアバジュースを飲むともう時間がない。急いで保安検査を受けて、制限エリア内に入る。
搭乗口はすぐ見つかったので、ようやくのんびりできた。
雨だったが、それがよけいに誘導灯の灯りを滑走路に映えさせてなんとも美しい。
こんなの見せられたらまたは飛行機乗りたくなってしまう。そう思いながら名残惜しい那覇を後にした。