GMO経済圏を自分で作る方法

投資初心者にまずオススメなのが、au経済圏の果実を享受することだ。それができたら次はSBI証券でNISAを開設して、楽天証券では投信積立や個別株。でも、どれもその辺で深入りするのはやめておこう。

楽天経済圏でもSBI経済圏でもなくGMO経済圏がおすすめ

GMO経済圏へようこそ

節約や副業で余裕資金500万円ためたらどうするべきか。これから始めるなら、むしろ力を入れたいのはGMO経済圏の構築だ。

GMO経済圏?

なんじゃそりゃと思った方。無理もない。私が勝手に命名しました。

本記事では、GMOクリック証券を手始めに、5年近くGMO経済圏にどっぷりつかってその恩恵を享受している私が実体験に基づき共有しよう。

GMO経済圏構築の目的はNFT投資

結論から言うと、GMO経済圏の出口戦略は、NFT投資だ。

NFT投資? 怪しい。

それって初心者向きじゃないでしょ?

読むのやーめた。

ちょっと待って。

確かにNFT投資は初心者向けではないが、いきなり余裕資金の大部分を仮想通貨取引所で仮想通貨に替えてNFTを買うほうがリスクが高い。

GMO経済圏の3本柱は、GMOクリック証券・GMOあおぞらネット銀行・GMOコイン

GMO経済圏におけるGMOクリック証券の役割は稼いで増やす。GMOあおぞらネット銀行の役割は貯めて引き継ぐ。GMOコインの役割は仮想通貨の積立(イーサリアムの積立)だ。

GMO経済圏の作成手順

まずはGMOクリック証券を開設

GMOクリック証券を開設する目的

  1. GMOグループ企業の株を保有する
  2. 高配当株を保有する
  3. 含み益のある株を売却する
  4. 優待クロス取引をする

順番に説明しよう。

証券口座を開設したら500万円入金して、次の3つのGMOグループ企業の株を買う。それぞれ100株づつ。50万円でお釣りが来るくらいだ。

  • GMOインターネットグループ
  • GMOフィナンシャルグループ
  • GMOアドホールディングス

これで年間1万円弱の株式買付手数料がキャッシュバックされる。この他にも預金金額に応じたキャッシュバックや、サーバー利用料金が5000円分も割引されたりする。(Conoha wing)

 

次に税引前配当金利回り3%くらいを目標に配当利回りのいい株を買う。

上述の3つのGMOグループ企業の株も利回りはいいので、それも合わせて200万円分ぐらい買う。

300万円残る。200万円分の株が毎年6万円の配当を運んでくる。

あれ?源泉税20%があるから4万8千円だよね。

と気づいた方は素晴らしい。その通りだ。

でも6万円でいい。なぜなら源泉税20%は還付される仕組みをGMO経済圏では作るからだ。

優待クロス取引はGMOクリック証券

優待クロス取引をご存じだろうか。優待クロス取引は、株主優待権利付最終日もしくはその数日前の数日だけ保有し、同時に同期間の空売りを行う取引だ。

株主優待権利付最終日の翌日に買いと売りをぶつけて手仕舞うことで、僅かな貸株手数料と買付手数料だけで株主優待が入手できる。

買付手数料に至ってはGMOグループ企業の株主優待で一定額までタダなのでもっとコストは下がる。

私はGMOクリック証券で株主優待クロス取引を5年近くやっているが、銘柄探し、信用売り・現物買いから現渡まで、本当にスムーズにできる。

これを残りの300万円でやる。300万円はいわば株主優待クロス取引の運転資金だ。

現物保有株式の株主優待に加えて、株主優待が思う存分楽しめる。

株式譲渡損の使い道

さらに、株主優待クロス取引をコンスタントにやっていくと、不思議なことに「株式譲渡損」がたまっていくのだ。この「損」は本当にお金が失われて生じる損ではなくて?あくまで税務上の「損」なのである。

そこで、先ほどの年間配当金6万円を思い出していただきたい。確かに一旦は源泉税1万2千円が引かれて振り込まれるが、たまっている「株式譲渡損」と6万円の配当利益が相殺されて利益ゼロになる。利益ゼロなので税もゼロ。引かれた源泉税1万2千円は還付される仕組みだ。

これをGMOクリック証券が勝手にやってくれる。

株式譲渡損はまだまだ使える

株主優待クロス取引でたまる株式譲渡損だが、毎月100万円程度のクロス取引でも年間に10万〜20円くらいたまっている。年間6万円の配当利益を相殺するだけではまだまだ余っている。

株式譲渡損、ということはもちろん株式譲渡益と相殺できる。もしGMOクリック証券で保有株式を売却して利益が出れば、その利益も相殺されて源泉徴収された税を取り戻すことができる。ただし、還付は翌年1月の最初の営業日なので焦らず待とう。

他証券から移管して売却

いやいやいや、株を売ってしまったら配当が見込めなくなるじゃないか。

という意見が出そうだが、そうではない。含み益のある株を楽天証券など他の証券会社から移管して、あえてGMOクリック証券で売却する。理由はもちろん株主優待クロス取引でたまる株式譲渡損と売却益を相殺するためだ。

もし1万円の含み益がある株を株式譲渡損のない楽天証券で売ると、2千円源泉徴収されて8千円しか得られないが、株式譲渡損のあるGMOクリック証券に移管して売却するとまるまる1万円得られる。

コツコツ株式売却益を出していけば年間5〜6万円無理なく得られる。欲を出して利益を追いすぎると長続きしない。

先ほどの年間配当、6万円、株式売却益で6万円、を合わせると月平均1万円くらいは無理せず生み出すことができる。

GMOあおぞらネット銀行を開設

今では当たり前になったサービスだが、証券口座に対応する銀行口座を紐付けることで、銀行口座残高を証券口座の買付余力にできるというサービスがGMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の間でも利用できる。

GMOあおぞらネット銀行に残りの300万円をワンクリックで移動できる。受け取った配当も移動できる。

移動した余剰金をGMOコインに振り込むが、GMOコインの振込専用の口座はGMOあおぞらネット銀行が用意されている。GMOあおぞらネット銀行同士の口座振込は無料。

最後にGMOコインを開設

配当で少しずつETHを購入

GMOコインはGMOインターネットグループの仮想通貨取引所・販売所だ。

これまでにGMO経済圏で年間10万円を生み出したが、NFT・ブロックチェーンといえばイーサリアム、の有名な仮想通貨イーサリアムにGMOコインの仮想通貨取引所で替えていく。

購入は長期分散投資。仮想通貨は特に変動が激しい。できれば毎週0.01ETH(最小購入単位)買い続ける方がいいかもしれない。

GMOコインには毎日500円購入というメニューがあるのでこれを使ってもいいが手数料が高い。これは仮想通貨販売所の取引だからだ。

そこで、仮想通貨取引所を利用する。ほぼチャートと同じ値段で購入できる。

具体的には毎月0.05ETHずつ買っていく。毎週0.01ETHでもいい。

年間で約0.5〜0.6のETHが積立できる。

もちろん購入資金はGMO経済圏から生み出された配当で賄う。

ためたイーサリアムでNFTを買う

NFTはどこで買える? 何を買う?

全く持って未知の世界だが、コンピュータ上のブロックチェーン上の触ることも保有している実感もないただのイラストが50万円とかの価値がついて流通している。なんとも摩訶不思議だがそれがNFTだ。

雲を掴むようなNFTだが、注目しているNFTにLLAC(live like a cat)がある。NFTはただのイラストではなくて、会員証のような機能も持っている。何の会員証かというとコミュニティーの会員証だ。

LLACコミュニティに参加するための会員証。なくてもいいけど、LLACのNFTを持ってるだけで「ああ、同輩ね」とお互い分かりあえるような。LLACのNFTを持っている人しか見られないページもある。

まとめ

NFTはゆっくり理解していけばいい。ちょうどLLACのNFTが買えるくらいイーサリアムが積立できるくらいでちょうどNFTについての理解が追いつきそうで。

でも一歩踏み出さないと人生は前に動かない。じゃあ、お金を生み出す→イーサリアムを生み出す→NFTを手に入れるという自働化の仕組みを作ってみてはどうだろうか。

ここに書いたことは、実際に、現在進行形で自分自身が実践していることだ。

人生を充実させる。そのための手段のひとつに過ぎないのだ、GMO経済圏は。

そう思って一歩踏み出そう。そして長く続けよう。

 

ビットコインは買うな

 

2 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA