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【結論】年会費有料カードの年会費は実質無料で維持できる
現在、保有している年会費有料のカード(条件付き年会費0円カードを除く)は、
- JAL・JCB プラチナ JGCカード 34,100円
- JAL・JCB SFCカード 9,900円※JCBスマリボ年会費割引適用後
- ANAソラチカカード 825円 ※JCBスマリボ年会費割引適用後
- ダイナースクラブカードブルー 2,750円
金額は年会費
合計年会費約5万円は贅沢とみるかどうか、見方はひとそれぞれだろう。でも、この年会費は実質無料で維持できる、と考える。
1 JAL・JCB プラチナ JGCカード
2025年にJGCプラチナ修行をすることにしたため、JAL・JCB JGC カードをJAL・JCB プラチナJGCカードに変更しメインカードとして使うことにした。
毎月初回搭乗ボーナスマイル
JAL・JCB CLUBーA JGCカードの年会費は11000円。よってJAL・JCB プラチナJGCカードの年会費34100円のうち11000円はクレジットカードの年会費というよりは、むしろJGC(JALグローバルクラブ)の年会費、といったほうが適切だろう。
しかし、それすらも、もとがとれて、そのうえ、残りの年会費までまかなえてしまう、と私は考えている。
JAL・JCB プラチナ JGCカードは、初回搭乗特典として、JGCカード特典3000マイル、JALカード・JAL・JCB プラチナJGCカード特典2000マイル、合計5000マイルが付与される。よって、年1回JALグループ便に搭乗すれば、5000マイルが確実に還元される。
5000JALマイルを1マイル2円で換算すると、10000円。
楽天キャッシュ投信積立にもJGCカードが活用できる
具体的には、JGCカードでJMBWAONカードにWAONチャージする。スマホアプリにJMBWAONカードが入ったモバイルJMBWAONでもいい。
JGCカードは多数あるが、WAONチャージできるクレジットカードは限られている。必ずWAONチャージできるクレジットカードを選ぶ必要がある。
JAL・JCB プラチナ JGCカードはWAONチャージでき、かつマイルも貯まる。200円チャージごとに2マイルなのでマイル還元率は1%だ。
JAL・JCB プラチナJGCカードは100円チャージごとに1マイル、マイル還元率1%なので分かりやすい。
そしてミニストップでJMBWAONカードにチャージしたWAONで楽天ギフトカードを買う。その時にまた200円チャージごとに1マイル貯まるので、マイル還元率は0.5%だ。
ただ、5.15.25日にWAONで楽天ギフトカードを買うと200円チャージごとに2マイル貯まるのでマイル還元率1%になる。
楽天ギフトカードを購入したら楽天キャッシュにチャージする。その後、登録した楽天キャッシュから投信積立されると0.5%の楽天ポイントが付与される。
積立限度額は月5万円。ということは年60万円。最大限積み立てると、
JAL・JCB プラチナ JGCカードからJMBWAONカードへのWAONチャージで年間最大6000マイル。
JMBWAONカードから楽天ギフトカードへのチャージで年間6000マイル。
年間12000JALマイル。
12000JALマイルを1マイル2円で換算すると、24000円。
初回搭乗ボーナスマイルと、楽天キャッシュ投信積立のためのWAONチャージ、楽天キャッシュチャージで、還元額は
10000+24000=34000円
実質ほぼ0円でJAL・JCB プラチナ JGCカードが維持できる計算だ。
理論上可能だが、普通に働いていて、毎月5.15.25日にWAONで楽天ギフトカードを買うというのをやるのは意外と難しい。
私は、そこの部分をJQエポスゴールドカード、JQセゾンゴールドカードを活用することで代用している。
2 ANA・JCB SFCカード
2024年にSFC修行を解脱したため、ANA・JCB SFCカードを作成し、スターアライアンス便のスターアライアンスゴールドステイタスを維持し、将来の利用に備えている。
3 ANAソラチカカード
JCBカードの提携カードであるANAソラチカカードは、陸マイラーなら知らない人はいないほど一世を風靡したカードだ。かつてソラチカルートと呼ばれた、ポイントを高還元でANAマイルに交換するルートがあり、利用するにはANAソラチカカードが不可欠だったためだ。
ソラチカルートは今はなくなったが、なお存在感あるカードだ。ソラチカカードは、更新の度に1000マイルもらえる。
一方で、ANAは、JALの「どこかにマイル」に似ている「今週のトクたびマイル」を提供している。最低3000マイル。
中部国際空港セントレアからは、新潟や羽田への路線が3000マイルで対象になることがある。
加えてスマリボ割というJCB独自の割引があり、スマリボ設定してショッピング年1回利用で1375円年会費の割引が受けられる。よって実質的年会費は825円になるということだ。
1マイル2円で換算すると2000円。年会費825円で1000ANAマイル得られるのはかなりのグッドディールだ。
4 ダイナースクラブカードブルー
ダイナースクラブカードはステイタスカードのはしりだった。以前は医師、弁護士、経営者、大企業幹部しか入会が認められなかったほどのステイタスカードだった。いわば成功者のブランドだった。
三井住友信託銀行との取引があり、300万円以上預金していれば誰でも申し込みができるのがダイナースクラブカードブルーだ。
年会費が2750円。ダイナースクラブカードの一般カードが24200円であることを考えると、ダイナースブランドのクレジットカードとしては破格の安さである。
私は、このダイナースクラブカードブルーを
- タワーラウンジカシメのドロップイン利用
- コナミスポーツクラブの法人会員都度利用
- 空港ラウンジ利用
で思い切り活用している。特に名古屋・栄にあるタワーラウンジカシメは、コンシェルジュが常駐するコワーキングスペース兼ラウンジであるが、基本都度利用(ドロップイン)はできず、契約会員以外は入れない。
ところが、ダイナースクラブカード会員だけは、1時間500円で都度利用できるのである。しかも抹茶(他の飲み物でもOK)とお菓子のサービス付きだ。
オープンスペースだけでなく、一部の個室ブースも利用できる。ちなみに1時間500円というのは契約会員と同じくレートである。契約会員になるには月15000円が最安のコースになる。その場合、計算上30時間使える。
それがダイナースクラブカード会員であれば年2750円の年会費だけで月額基本料無しで、空いていればいつでも好きな時間に好きなだけ利用できる。(要予約、ダイナース特典での利用の場合、予約は2日前からしかできない)
自分だけのプライベート空間で、とても気に入っている。職場でもなく、自宅でもない、まさにサードプレイスだ。
上記は、オープンスペースと同じ料金で利用できるパークビューと呼ばれるブースだ。
私は主に休息のために利用する。休みに栄に出てきたときとか、休みの前にふらっと立ち寄ることが多い。
少なくとも月に1回は利用する。トーストマスターズクラブの例会にオンラインで参加するためだ。
私は、この特典がある限りはダイナースクラブブルーを退会することはないだろう。
※新規募集中止
まとめ
クレジットカードの専門家、岩田昭夫さんは、「年会費無料のコスパ最高カードもいいけれど、それもそろそろ飽きてきた」とおっしゃっている。これからは、自分のライフスタイルにあった、少し上のステータスカードを上手く取り入れて生活の幅を広げ、人生を豊かにしていく、私もその方が今後目指すべき理想の方向に近いのではないかと感じている。
人生が豊かになり、固定費も削減できる。これがクレジットカードとうまく付き合うための重要な視点である。
年1回利用で年会費無料のクレジットカードで年会費を払う失態をおかさないための方法