なぜSFCではなくJGCを目指すのか

人は誰でも1日24時間

航空会社の上級会員制度は多くあれども、一度上級会員になったら条件付きではあるが半永久的に上級会員でいられるという制度は稀有である。もっといえば日本の航空会社ならでは、といってもいいだろう。

具体的には、ANAのSFCとJALのJGCなのだが、ブログ記事でよく見かける体験談は、SFCを取ったらJGCも欲しくなりました、それでJGCも目指すことにしました。(逆もあり)というものだ。

そして、さらによく見かけるのが、SFCとJGCを取ったら、ホテル修行に向かうパターンだ。SPGアメックス繋がりでマリオットボンヴォイの上級会員、ANA繋がりでANA・IHGの上級会員、JAL繋がりでニッコー・オークラの上級会員、あとはヒルトン、ハイアット、アコーなど。

でも、十分活かせるのか、その上級会員資格。人間誰しも1日24時間しかないぞ。

私がJGC一択である理由

上級会員コレクターにならずに済む方法、それは自己洞察だ。自分は何が好きなのか、何が得意なのか、何が大事なのか、何のためにそれをするのか、常に自己洞察することが必要だ。

 

私は、2025年にアメリカのワシントン州シアトルに行くことを決めた。理由はアメリカワシントン州の公認会計士なのに一度もワシントン州に行ったことがないからだ。せっかく苦労してとった資格、一度ぐらいは自分が公認会計士として登録されているワシントン州に行ってみたい、と思った。

ちょうどJALが60年ぶりに成田ーシアトル便を再就航し、シアトルを拠点の一つとしているアラスカ航空とコードシェアを開始した、というニュースを聞いた。

ANAも成田ーシアトル便の運航をしているが、自宅から最も近い中部国際空港セントレアからだと午後の成田便がないので、朝一東京に向かって、夕方まで成田空港で待ちぼうけということになる。

JALはその点、午前も午後も1便ずつ成田便があるため行きも帰りも無駄がなく、予定が立てやすい。

よし、JALのシアトル便で行こう。そう決めた。そして、その時のために、JALの上級会員になっておこうと思い、JGC修行をすることにした。

だから、私はJGC一択だ。

今後行きたいのがアジアやハワイ・グアムなら多分SFCを選ぶだろう。だから私がJGC修行を終えて、SFCも欲しくなりました、ということはおそらくないだろう。

 

自己洞察の癖をつけると、気づいたら糸の切れた凧になっていた、という事態を未然に防ぐことができる。手書きでもパソコンに手打ちでも書くことで自己洞察できる。私も今こうして書くことで自己洞察している。

 

JGC修行を2023年以降に先延ばしするのはやめた

 

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