10000マイルをどうしよう

革命未だ成らず

近代中国、革命の父、孫文は死の間際にこの言葉を残したという。今はさしずめ、コロナ未だ終息せず、というべきか。今春はANAマイレージクラブの20000マイルをやむを得ず現金化した。理由は飛行機を使った旅行など当分考えられなかったからである。秋には状況は改善しているかと思っていたが甘かった。改善されているどころか桁違いに感染者数が爆上げ、第5波の真っ最中だ。

そうこうしているうちに、JALマイレージバンクの10000マイルが2021年10月から徐々に失効し始める。現在は今春と同じ状況にあり(むしろまさかの悪化)、やはり飛行機を使った旅程など組めるものではない。こういうなかでも行く人はいるだろうが、私は数年前、メンタル不調で休職した関係で、体調面・精神面の管理には人一倍敏感だ。絶対に体調を崩すことはできないのだ。なぜなら、体調を崩すと精神面にも影響があるため、精神状態が不安定になり、会社に行けなくなるくらいの精神的不安定状態が再発する可能性があるからだ。

確固たる根拠はないが、オリンピック・パラリンピックを強行したことが感染拡大防止の取り組みに悪影響を及ぼした可能性は否定できない。専門家もオリンピック・パラリンピックの開催と感染拡大に因果関係は認められないといっているが、因果関係が明白ならそれこそ大問題である。オリンピック・パラリンピックもやりたい、コロナウイルス感染症も終息させたい、経済も活性化したい、旅行もどんどん行ってもらって観光業を助けてほしい、全部ほしい、なんて無理に決まっている。

何をあきらめるかが決断だ。何をやらないかを決めるのが戦略だ。日本はいつの間にか、決断できない政治家が、戦略といえるものも持たずに、その場の思い付きで国民にお願いだけする国に成り下がった。嗚呼、革命未だ成らず。

JALの電子マネー

秋にはいきたかったなあ。飛行機を使った日帰り旅行。物理的に強行できないことはないが、今の状態では絶対無理だ。今春と同じだ。もう何度もデジャブを見ているようだ。来月にはJALマイレージバンクの10000マイルを1マイル1円でポイント経由で現金化するしかなかろう。

と思っていたところへ、いままで知らなかった情報が入ってきた。JALマイレージバンクの10000マイル、現金化しなくても、あと1年だけ延長できる方法があるという。それは、JALの電子マネー「e-jalクーポン」に交換する方法だ。これだと、有効期限は1年延び、JAL航空券を購入するときに現金の代わりに使用できる。しかも、10000マイルを交換すると15000円相当の「e-jalクーポン」に交換できるという。1マイル1円と覚悟していたが、1マイル1.5円換算で交換できる。

来年の10月までにはなんとか1回は飛行機を使った日帰り旅がしたい。意地でもそうしたい。そう願って来月JALマイレージバンクの10000マイルを15000「e-jalクーポン」に交換することにした。初の試みである。

続・10000マイルをどうしよう

 

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