トーストマスターズクラブは一人一役

トーストマスターズクラブの役割

トーストマスターズクラブにゲスト参加させてもらってきたが、来月から初めて役割をいただくことになった。いただいた役割はAh-Counterと呼ばれるもので、参加者が発言するときに、不必要なワード、耳障りな音(overused wordsやfiller sounds)を発話した数をカウントするという役割だ。overused wordsとは例えば、and, well, but, so, you know、などのことだ。filler soundsとは例えば、ah,um, er、などを指す。

先輩メンバーによれば、目的は、欠点をあげつらうことではなく、話し手がoverused wordsやfiller soundsを極力減らすことで、よりプロフェッショナルに聞こえ、聴衆にメッセージが届く、よりよい発表を目指すための客観的な判断材料(気づき)を提供することだという。

トーストマスターズクラブの役割には、スピーカー、タイムキーパー、vote-counter、などいろいろがあるが、各回持ち回りでそれぞれがいろんな役割を代わりながら果たすようにできている。そのため、例会に初めて参加するゲスト以外は何がしかの役割が割り当てられることになる。それにより、自然と、参加したけど一言も発言しなかったというどこかの会議みたいにならないように工夫されている。

ゲストでさえも、最初の自己紹介や最後のフィードバックは最低限発言を求められる。ゲストで3回参加させていただいたが、毎回、自己紹介やフィードバックを求められるので、最初はいいのだが、毎回同じことを話すのもバカっぽいので、次はどう応用して話そうか、とかいらない心配をし始めたりするものだ。そう、トーストマスターズクラブでは、ゲストでさえもただ聞いているだけの気楽さとは無縁なのである。ただ、発言は自由だし、気を遣って話すものでもない。英語を話す機会だと思って積極的に利用すればいい。

何か役割があるほうが気が楽

今回、初めて役割をいただく決意をしたのは、何か役割があるほうが気が楽、ということもある。もちろん、今回も強制ではなかった。一度、メンバーのAh-Counterのロールを見ておいてできそうだと思ったらやってみてください、という感じで話があった。正直、見ると聞くとは大違いだと思うが、曲がりなりにも何か役割を担えば、肩身の狭い思いをすることがない。楽しんで準備していきたいと思っている。もちろんベイビーステップで。

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