あなたが仕事で認められない理由

それはずばり実力不足、自己成長不足

精神科医樺沢紫苑先生の「ストレスフリー超大全」にそう書いてあった。

書店で偶然手に取ってみて、一念発起した。これから、1年間で10万円分本を読む、と決めた。

自己成長の基本はいつの時代でも変わらず読書だからである。本を読み、気づきを書いて、行動を変える内容を書く。そして、それらを実践してきた。

半年で約20冊強、金額にして約3万円だ。本を読むうちにあることに気づいた。それは、複数の著書において同じことが触れられている点だ。真理は共通しているということを実感する。

逆に、本によって書いてあることが正反対のこともある。そういう場合は、どっちに方向性を持っていけばいいのか正直混乱することもある。それで読書を続けるのがつらくなることもある。

例えば、会社に認められてそれがいったい何になるんだ、と思え、書かれている本があるとすると、一方で、いままであなたが認められなかったのにはこういう理由があった、こうすれば認められる、と書いてある本もある。諦めたらいいのか、再度やり方を見直して再度チャレンジする価値があるのか、分からなくなってくる。

ちょっとした他人の言動に動じないスルースキルを身につけて、いつも堂々としていよう

大嶋信頼先生のご著書には、「いつも堂々としている人は、大したことをやっていなくても仕事が認められて出世する。逆にすごいスキルを持っていて素晴らしい実績を残していても、何か悪いことが起こるのではないかといつもびくびくしている人はなぜか仕事が評価されない」と書いてあった。

周りの目を気にせずに他人にどんな陰口を言われようとも全く気にもせずに自分の好きなことをしている人は、不思議なことにそのうちに誰からも何も文句を言われなくなるという。

嫌なことははっきり断るので嫌なことでストレスをためることもなく好きなことを自分の方法で誰にも邪魔されずに継続できるので(まさに没頭している状態=フロー状態)素晴らしい成果が出ないはずがない。だから、当然仕事が認められて出世する。

 

だからこそ、

(1)いつも堂々としていて、何があっても自分のペースを崩さない。

(2)今よりちょっと鈍感になる。

(3)見ているもの、聞いていることに動じない、スルースキルを身につける。

(例:ああ、またあの人が言うてるわ、よう飽きんといってるな、とか、マネージャーが今日はしつこく確認してくるな、ははあ、これは朝部長に何か言われたな、かかわらんこっちゃ、と受け流す)

こういう方向性で自分が今より少しでも楽に生きられるようになるようにしたいものだ。

生きるのが楽になるのに、そのうえ仕事が認められて出世できるのなら、やってみない手はない。ダメで元々、うまくいけば儲けものだ。

いつも堂々とした態度で、自分のペースを乱さず、今より少し鈍感に、見聞きするものをスルーすることができるようになって、もう一度仕事が認められて出世する、というのを目指してもいいかな、と思えるようになる。

そして、認められなくても、その時はそれでいいかな、そんなふうに思っても別に挑戦から逃げているわけではない。

 

 

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