今の状態は「うつ」の一歩手前で何とか持ちこたえている状態

ついに、デプレッションがきた

ここ一週間、どうにも体がすっきりしない。睡眠はちゃんととれている。5時間ぐらいになってしまう日もあるが、8時間十分睡眠をとれる日もある。しっかり寝ているのに疲れが取れない。おかしいなと思ったのは、仕事帰りに仕事場から最寄りのJR線の駅まで歩く時だった。いつもなら、仕事が終わってすがすがしい気持ちでサッサと歩くのだが、ここ数日はどうも足に力が入らない。事務所を出ると途端に疲れがどっと出てしまい、サッサと歩くことができない。いつもと違うなと思っていた。

異常は、他にも感じていた。他でもないこのブログだ。毎日1記事を目標に書いて投稿しているのだが、ここ数日、記事を書くのが苦痛になっていたのだ。3月ぐらいから毎日1記事の投稿を続けているが、今日は何を書こうかと悩んだりすることはほとんどなかった。書きたいことが山ほど次から次へと出てくるからだ。ところが、ここ数日は、「ああ、今日はまだブログ投稿していないな、何書こう」という状態で、なかなかブログ記事を書けないという日々を過ごしていた。それでも、何とか毎日ブログ記事を投稿しているのだが、次第に、今日は投稿できたけど明日は何を書いたらいいんだろう、と悩むようになった。あれ、いままで、こんなことなかったな、何かおかしいと感じていた。

極め付きは、仕事が終わった後のテレビニュースと、YouTubeの視聴が何よりの気分転換だったのに、不思議なことに、テレビを視聴してもYouTubeを視聴しても全然面白くない。内容も全然頭に入ってこないのだ。何も感じなく、もちろん面白くもなんとも感じない、さすがにおかしいと思い始めていた。

絶対に調子を崩さないようにしてください、すべてそのせいにされてしまいますから

昨日は、クリニックの定期診察日だったので、居ても立っても居られず「~でもよければ副院長先生」に相談した。いままでは、寝れなくても全然疲れを感じなかったのに、最近はちゃんと寝ているのに疲れが抜けていかないんです、と状況をできるだけ詳細に説明した。「~でもよければ副院長先生」は、いままでずっと上がってきて、今になってグッと落ち込んでいる、今の状態は、「うつ」の一歩手前で何とか持ちこたえている状態ですからね、調子を崩さないようにしてください、と簡潔な答えが返ってきた。

薬は今のままでいい、とのことだった。自分自身で、今の状態をよく把握しているというのと、職場復帰して2年以上、環境や体調の変化に対処できている、ということを考慮しているのだろう。信頼してもらっているのが大きいと思う。

何かいつもと違うな、ということにすぐに気づいたことは、自分でも高く評価したいと思う。ブログなどを書くことで自己洞察を深めたり、マインドフルネス朝散歩などで気づく力をつけるトレーニングを続けてきた成果だといえる。そして、体調の異変に気付き、すぐに相談できたことも素晴らしい対処だった。

今の私にできることは、とにかく「うつ」に陥らないよう踏みとどまり続けることだ。自分が今どんな状態なのかわかっていれば、問題に対して適切な対処ができる。であれば、もう問題は半分解決したようなものだ。あとは、精神科医樺沢紫苑先生がおっしゃるように、睡眠、運動、朝散歩を続けながら、できる範囲で、自分ができることをやる。100できると思ったら、70くらいの負担で済むように計算して仕事するようにして、無理をしないようにする。もうこれしかない。

診察室を出る直前、「~でもよければ副院長先生」は私に言った。「絶対に調子を崩さないようにしてください、すべてそのせいにされてしまいますから」。

もちろんだとも。職場復帰からいままでの努力を無駄にしてなるものか。調子を崩したら、敵の思うつぼだ。やつらの高笑いが聞こえる。そうはさせるか。自分は「本来の姿」を取り戻しつつある。もはや今の自分は以前の自分とは違うのだ。そう決意を新たにしている。

 

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