連続不合格・中小企業診断士との出会い

結論、中小企業診断士合格できず

結論から言うと、中小企業診断士は1次試験は突破したものの、それに続く2次試験は、2年連続で合格することができなかった。2次試験結果は下記の通りだ。

平成27年度中小企業診断士2次試験結果

・事例Ⅰ A

・事例Ⅱ B

・事例Ⅲ C

・事例Ⅳ B

・4科目の総得点 B

初めて中小企業診断士の1次試験を受けて、合格し、その後急いで2カ月ちょっと2次試験対策をしただけで、合格まではたどり着けなかったものの、それなりの成績だった。これなら、あと1年、2次試験対策に専念すれば、来年は合格できるかもしれないと思い、1年間2次試験対策だけに取り組んで受験した結果は次の通りだ。

平成28年度中小企業診断士2次試験結果

・事例Ⅰ B

・事例Ⅱ D

・事例Ⅲ A

・事例Ⅳ B

・4科目の総得点 B

2年目は、まさかのD判定が1科目あった。合格基準は4科目の総得点がA判定であること、だだし、4科目のうち1科目もD判定がないこと。D判定がある時点で不合格決定だ。中小企業診断士の2次試験は、事例Ⅰと事例Ⅱが午前中、事例Ⅲと事例Ⅳが午後に行われる。だから、2年目の試験は午後の試験を受けなくても、午前中に不合格が決まっていた、ということになる。午後の事例ⅢのA判定がなんとも空しい。

挑戦を続けるか、断念するか

2回目の2次試験の不合格通知がその年の12月にあって、今後挑戦を続けるか、断念するか、考えた。続けるなら、来年は今年と違って1次試験から受けなおすことになる。1次試験の有効期限は合格の翌年までだからだ。

熟考した結果、もう一度1次試験からやり直すことにした。合格するまで挑戦しよう、そう思って再挑戦を決意した。時を同じくして、年が明けてすぐに最寄りのTACの校舎で行われる受講生交流会の講師が三好隆宏先生だと知って早速参加申込をした。1年以上動画で先生の講義を受けてきたが、実際にお会いすることはない。お会いできるのも恐らく最初で最後の機会だろう。

午後から先生のセミナー、夕方から先生を囲んで懇親会だった。懇親会で先生がこんな挨拶をされた。

TACの講座の受講料は高い。実際、10万、20万とする。でも、10万円分経営に関する本を自分で選んで買って読めますか?講座では、10万円分自分で本を買って読むよりももっと効率的に経営に関する知識を身につけることができる、と考えたら高いとはいえない。

多少営業トークのニオイもしないではないが、なるほど、そういう見方もあるな。その時は思った。

しかし、あれから4、5年経った今、自分の中で、同じ話を思い出して、当時の自分とは別の見方をする自分がいるのに気づいた。実際に1年に10万円分仕事に役に立つ本を買って読んだらどうなるだろうか。実はそっちのほうが自分の成長につながるのではないだろうか。

 

完結編・中小企業診断士との出会い

 

1年間で10万円分本を読むと決意

 

 

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