スマホと楽天が嫌いだった私が楽天モバイルを契約した理由

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無料通話に惹かれて

2021年1月29日、楽天モバイルの1ギガバイトまで無料、という新プランが発表された。一晩と一日考えて、申込みすることにした。

やはり決め手は、無料で維持が可能プラス無料通話という点。これに尽きる。

以前から、1年間無料、というのは知っていたが、どうも乗り気がしなかった。期間限定で、というのがどうしても気になって、である。

中には1年間だけ使って、無料期間が終わったら解約すればいいじゃん、という人もいるだろうが、そう割り切れる人はいいのだろうが、私は、どうしても、「でも、今だけ無料で、本当の料金は〇〇円だからなあ」と躊躇してしまう。それは毎月かかる固定費だからだ。

これが、今日だけ映画1本目は無料、とか言われたら、あまり深く悩むことなく気軽に利用するだろう。それは、これが変動費だからだ。1回限りのことだからだ。

しかし、携帯電話代金は固定費だ、契約すると解約しない限りずーっと続く。

固定費との闘い

私は、氷河期世代だ。突然何のカミングアウトだといわれそうだが、入社した年から会社の売り上げが下がり続け、入社後10年もしないうちに同業他社との経営統合を経験することになる。

何が言いたいかというと、私は頑張ればだれでもささやかながら給料が上がっていく、という経験に乏しい。(まったくないわけではないが。)まだまだ、氷河期世代で意中の企業への就職もままならなかったという人がいる中ではまだ恵まれているとは思うが、要は今後給与収入が増えていくだろうという予想をするのは無理がある、という状況に10年以上置かれている。

企業が利益を確保するには、売り上げを上げるか、経費を下げるかするしかないのと同じで、個人も手残りを増やすには、収入が上がるか、支出を抑えるか、のどちらかになる。

私の戦略は、給与収入の伸びに期待するのは無理がある、と気づいた10年前以前から、継続して次の2つである。

収入は給与収入と給与収入以外の収入に分けられるが、そのうち、特に給与収入以外の収入を伸ばすことに力を入れる、同じく、支出も変動費と固定費に分けられるが、そのうち、固定費を抑えることに力を入れる。この2つである。

もちろん、給与収入も伸ばせたほうがいい(昇進、昇給)し、変動費も抑えられたらそのほうがいいに決まっている。しかし、あれもやる、これもやる、では、戦略ではないし、ただのTODOリストだ。まあ、TODOリストでもないよりましだが。

私が非給与収入の成長と固定費の抑制に力を入れる理由は、力を入れる→効果が出る、の相関が他の2つの選択肢と比べて明らかに大きいからだ。つまり、努力が成果に結びつきやすいからだ。実際に効果を実感している。

スマホと楽天は嫌いだったが、宗旨替えと相成った。ここまで読んでいただいたら理由はもうお分かりだろう。そう、固定費削減に貢献してくれることを期待したから、というのが一番の理由だ。

心意気を感じる企業、経営者っていいね!

 

 

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